X線撮影装置

X線撮影装置
X線撮影装置とは、いわゆるレントゲンで、特に頭部・頚部や四肢の骨折で有用性の高い検査方法の一つです。

波長の短い電磁波で、目には見えませんが物質を透過する力が強く、写真乾板にうつることで撮影できます。
骨全般、胸部の撮影を主に行っており、衣服によっては写ってしまう場合もあるのでその際は着替えていただきます。
また、アクセサリー類、湿布、カイロ等も外していただくことがあります。
当院では、FPD装置を使用しておりX線撮影をデジタル処理しております。

MRIについて

MRIは無侵襲または低侵襲で安全な検査です。
放射線による被ばくはありません。
MRI(磁気共鳴画像診断装置)とは、強い磁石と電波を利用して、体内の状態を断面像として描写する検査です。
当院では1.5T(テスラ)超電導MRIを使用しており、高品質な画像を提供しています。
骨以外の椎間板・筋肉・靭帯・半月板・神経など軟部組織の診断にも優れています。痛みはありませんが、撮影中は電磁波を照射するための大きな音がします。
強い磁場の中に入るため、検査時は金属類などすべてお外しいただきます。検査時間は準備を含め約30分程度かかります。
MRI/CTについて
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マルチスライスCTシステム

レントゲンで見落とす小さな骨折も見つけられる検査です。
撮影部位を様々な角度から観察することも可能です。
CT(コンピュータ断層撮影)とは、X線検査(レントゲン)と同様のX線を利用して体内の状態を断面像として描写する検査です。
当院では、16列マルチスライスCTを使用しています。
レントゲンのみでは診断の難しい微細な骨折の診断が可能であり、
1度の検査データで様々な方面から撮影した画像の作成や、立体的(3D)画像にすることも可能です。
画像の撮影は数分で終わります。
マルチスライスCTシステム
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骨密度測定装置(前腕骨DEXA法)

骨密度測定装置(前腕骨DEXA法)
骨密度測定装置とは、骨を構成しているカルシウムなどのミネラル類をから骨の強さを調べる検査です。

骨密度測定装置(前腕骨DEXA法)とは、骨を構成しているカルシウムなどのミネラル類が、骨にどれくらい詰まっているかを計測し、骨の強さを調べる検査です。
当院では、予防医学推進の一環として「骨粗鬆症」の診断に有効な骨密度測定装置を設置しています。
「骨粗鬆症」とは、閉経や疾患により骨がもろくなる病気です。日常生活の何気ない瞬間に骨折してしまうことがあります。
骨密度の測定は自分の骨の状態を知る手段として有用です。
15秒程度で検査が可能で、痛みも伴いません。当院では座った状態で、前腕骨にX線をあて、骨密度を測定します。